笹川平和財団主催「國際ワークショップ」WORKSHOP
★コメント★
- この國際ワークショップに参加する機会を得たことが、私の活動に一大転機をもたらした。それは、中国人老人を支援する私の立場と、日本人老人を支援する立場とは、実はプラットホームを共有していることが理解出来たからである。
- 以後、「外国人看護師・介護士受け入れ問題」がマスコミにクローズアップされ、これを機に、規制と既得権益による「利権の構図」の背景が判明した。
- 更に、これまで私の活動を阻害してきた「得体の知れない壁の正体」を発見することに繋がった。「壁の正体」とは、現行「出入管法」(医療関連職種・14種類のうち介護職種のみ除外されている)のこと。
- 外国人看護師・介護士受け入れ問題の「國際ワークショップ」は、同財団が主宰する「人口変動の新潮流への対処」事業キャンペーンの一環として行われているもの。
日本は現在、働く現役の2人が1人の老人を支えているが、今世紀半ばには1人で1人の老人を支える社会を迎える世界でも初めて経験する超少子高齢化の国となる。
日本も欧米と同様に「移民問題」が現実問題として目前に迫っている。欧米では成功例、失敗例色々もあるが、昨今の低迷する日本の政治・行政ではまともに議論する入口にさえも入っていないのが現状。
同財団では前述キャンペーンとして数次にわたり、研究成果を書籍にまとめて刊行している。この機会に、日本国民一人ひとりがこの問題に関心を寄せてもらいたい。
始動する外国人材による看護・介護ー受入れ国と送り出し国の対話
第1日
第2日