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有限会社コマツライジングは中国での老人介護サービスに関する新しい仕組み(メカニズム)の創設を目指しています。

TEL. 043-253-8760

〒263-0043 千葉市稲毛区小仲台6-18-1-1009

活動沿革HISTORY

活動沿革:

1. 95年5月

(有)コマツライジング設立。キャッチフレーズは「今こそ築こう第2の京浜工業地帯・大連」。奇しくも当時、広東省深川の片田舎にインキュペート(保育器的工場施設)が 台湾進出の日本企業関係者によって設立されたことが新聞に小さく掲載されていた。定年退職後、私の生まれ故郷でもある大連で大連外国語学院に在学中のことである。

2. 97年5月

体調を崩して帰国。大手術の結果、九死に一生を得。以後、企業活動中断。

3. 04年9月

HP「中国・未来の老人介護福祉」立上げる。早速、日本の諸関係機関及び中国大連市政府民生局への提言主旨アピール活動開始。 HP立上げのきっかけは、たまたま立ち寄った本屋の中国書籍コーナーで、ふと手にした本が[タイトル・『中国の改革開放と社会保障』の分厚い本]。 私の人生経歴とは全く縁もゆかりもない、偶然の出逢いとも言うべき学術専門書籍であった。これが縁でHPを立ち上げることになったのだから、人生とは因果なものである。

4. 05年4月

提言から実践へ向けて第一歩を踏み出す。大連市長主催「社会福祉プロジェクト契約調印式」於愛知万博会場・中国館に出席。 「入浴介護用車両提供」に関する契約調印。

 

4. 05年6月

05年末には船積み出荷の準備は全て完了するが、受け入れ側中国の輸入許可証発行手続きの遅れで、待機状態を余儀なくされる。 中国ではつい半年前に、右ハンドル車の全面的輸入禁止の規制措置がとられたばかり。この条件をクリアするために準備工作として、 第一号車だけは「特殊車両扱い(税関優遇措置)として輸入し、第2号車からは中国内国産化することを条件とする」旨の、大連市長宛の陳情書を提出・承諾受理される等万全を期して対応した。 大連市政府は担当官を輸入許可証発行主管部門の北京・中央政府商務部へ派遣し折衝に当たらせた。今しばらくこの状況を見守るしかない。

備考:
①右ハンドル車の全面的輸入禁止の法令改正の主旨は、当時「人気の高い日本からの中古車(全て右ハンドル)輸入を規制して、国内自動車メーカーを保護」することが目的。
②税関優遇措置
従来、日本から大量に輸入される右ハンドル車は、税関手続きでは一旦、仮パスさせ、市内の修理改装工場で左ハンドルに改装して後、正式通関手続きするのが通常措置であった。 (日本では、わざわざ、右ハンドルを左ハンドルに改装する技術等生憎、持ち合わせなく、また其の必要もない。)改装費用相場は当時、15~20万円。

5. 05年9月

調印から半年経過後、未だに輸入許可証取得の見込みがつかない現状を見極めるため、大連市政府当局と最終折衝。なぜ中央政府主管部門を説得出来ないのか一抹の疑念を持ちながらも、 これ以上、時間を無為にしないために、これまでのアプローチ路線を一旦ここで解消することを決断し、その意向を正式に大連政府へ申し入れる。 キャッチフレーズ・「入浴介護車・たかが1台、されど一台」。これには介護サービスの原点と言う、強い思いを込めたものであっただけに残念な結果である。

6. 07年5月

プロジェクト中断・顛末の後日談
余談になるが、ある日、私の活動経過を聞いた或る日本の関係機関の方から意外な事実を知らされた。“あれ?!小松さん。密輸は今でも行われていますよ。 トヨタ、日産の人気中古車は依然として需要が多く、改装費用の相場は200から250万円ですが…。小松さんの言う15から20万円は何か単位を間違っていませんか?・・・”これには驚きました。 なるほどこの相場は、安い中古車を買って…、「逆算」すればあり得る話。なんとも、すさまじいまでの欲望、お金さえあれば何でもありの中国社会の現実。しかも、たったの1~2年の間に金額は10倍にも跳ね上がる有様。 当時、大連市政府当局との最終折衝段階で、尚一抹の「不可解な疑念」を禁じえなかったのだが…。この一言の情報で自分自身の気持ちが吹っ切れる思いがした。 大連市長宛の前述陳情書・「税関優遇措置願い」は「今般の右ハンドル車輸入禁止条例」主旨を何等そこなうものではなく、本来ならば感謝されこそすれ、スムースに受け入れられて然るべきものであるのに…。 この当然のことさえ通らない中国社会の暗部を改めて思い知らされた。

7. 10年4月

着眼大局。新発想キャッチフレーズ・「日中間における介護現場の人材育成需給ミスマッチの解消」実施計画準備着手。当初の「入浴介護車、たかが1台、されど1台」に代わって…。 07年以降ここ数年、諦めることなく提言実現に向けて暗中模索し続けてきたが、これは「天の神」が私に課した試練でもあった。お陰で一段二段も高く大きく進化することができた。 そして日中間に横たわる「根源的問題・ミスマッチ」を発見することができた。ミスマッチ解消の先に大きく展望が開ける。 早速、更新版HP編集着手。

8. 11年3月

更新版・「中国・未来の老人介護福祉」発表。
日中間に横たわる「根源的問題・ミスマッチ」の解決に向けて・・・。乞うご期待! 関係方面へのアプローチ開始。以後、活動経過はここに逐次報告する予定。

9. 11年6月

「介護」サービスブランド・チーム日本結成趣意書を主要関係方面へ配布・賛同を仰ぐ活動開始 (目鼻がつき次第、活動経過を発表する予定)